スマートフォン版へ

セントウルS、ゴールデンキャスト押し切り勝ち

  • 2004年09月12日(日) 15時49分
 12日、阪神競馬場で行われたセントウルS(G3・芝1200m)は、武豊騎手騎乗の1番人気ゴールデンキャスト(牡4、栗東・橋口弘次郎厩舎)が、好スタートから道中2番手に付け4角で早めに先頭に立つと、道中4番手追走から追い込んだ3番人気キーンランドスワンを1.1/2馬身抑え優勝した。勝ちタイムは1分08秒2(良)。さらにクビ差の3着には後方3番手追走から直線追い込んだ2番人気サニングデールが入った。

 勝ったゴールデンキャストは、父タイキシャトル母リターンバンダム(その父Niniski)という血統。デビューから3戦目にあたる02年9月の未勝利戦(小倉・芝1200m)で初勝利を挙げると、続くききょうS(2歳OP)を制しOP入りするも、左トウ骨の骨折が判明し休養入り。復帰戦となった03年アーリントンC(G3)では1番人気に支持されるも7着に敗退。続くニュージーランドT(G2)、NHKマイルC(G1)でも1番人気に支持されるが、5、11着に敗退した。その後も勝ち切れない競馬が続いたが、今年1月の新春S(1600万下)で約1年3ヶ月ぶりに勝利を挙げていた。今回の勝利が重賞初制覇で、通算成績は20戦5勝。

 鞍上の武豊騎手は、11日の朝日チャレンジC(G3)をスズカマンボ(牡3、栗東・橋田満厩舎)で制しており、2日連続の重賞制覇となった。同レースは、95年ビコーペガサス、96年フジノマッケンオー、98年マイネルラヴに続き4勝目。JRA重賞は今年13勝目で、通算では190勝目。管理する橋口弘次郎調教師は、昨年のテンシノキセキに続く同レース連覇で、88年サンキンハヤテを含め通算3勝目。JRA重賞はダイタクバートラム(牡6)で制した北九州記念(G3)に続き今年4勝目、通算では54勝目。

 なお同レースは、00年ビハインドザマスク、01年テネシーガール、02年ビリーヴ、03年テンシノキセキと、4年連続で牝馬が制していたが、今年はフォルクローレの4着が最高着順だった。

いま読まれています

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す