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【マイルCS】(京都)〜サダムパテック 悲願のGI制覇達成

  • 2012年11月18日(日) 17時19分
京都11Rのマイルチャンピオンシップ(3歳以上GI・芝1600m)は、4番人気サダムパテック(武豊騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分32秒9。クビ差の2着に1番人気グランプリボスが、半馬身差の3着に5番人気ドナウブルーがそれぞれ入線。

サダムパテックは栗東・西園正都厩舎の4歳牡馬で、父フジキセキ母サマーナイトシティ(母の父エリシオ)。通算成績は16戦5勝となった。

レース後のコメント
1着 サダムパテック 武豊騎手
「お久しぶりです(笑)。約2年、GIで結果が出ず、なかなかこのようにインタビューを受けることはありませんでしたが、こういう場に立てて、誰よりも自分が一番喜んでいます。みなさんが応援してくれていたので、早く結果で応えたいと思っていました。勝ててよかったです。馬の状態がすごくよかったですし、1番枠だったので今日のようなレースがしたいと思っていました。ある程度、内を狙おうというのも決めていました。しっかり走ってくれていたので、直線半ばで勝てるのではないかと思いました。いい馬に声をかけてもらい、何とか結果を出したいと思っていました。これを機に、もっと精進して、もっと勝てるようにがんばります」

2着 グランプリボス 内田博幸騎手
「矢作先生の馬でGIを勝ちたかったのですが、また2着でしたね……。直線で進路がなくなって、そこから今日の馬場でよく伸びてくれたと思います。馬をほめてあげて下さい」

矢作芳人調教師のコメント
「アンラッキーでした。いちばん強い競馬をしたのはこの馬だと思います。トップスピードに乗っているところでブレーキをかける形になってしまって、もったいない競馬でした。ただ、負けは負けですから……。この悔しさを香港にぶつけたいと思います」

3着 ドナウブルー C.スミヨン騎手
「ゲートを出てから、テンの脚がゆっくりしていましたね。スタートからしばらく左に寄れて1頭になったときにソラを使うところがありましたが、うまく馬群につけると闘争心も出て、折り合いもつきました。反応よく、しっかりと伸びてくれましたし、牡馬相手にこれだけやれたのは立派だと思います」

5着 リアルインパクト R.ムーア騎手
「スタートよく、道中もいい感じでした。流れもこの馬に向いていました。最後にもう少し切れる脚があればよかったですね」

6着 ダノンシャーク 浜中俊騎手
「直線に向くときもいい雰囲気でした。不利はあってもなくてもあまり関係なかったと思います。馬はがんばってくれました」

7着 サンカルロ 吉田豊騎手
「いい枠から、いい感じでレースを運べました。直線も勝ち馬の後ろから行けましたが、あと100mで脚が上がってしまいました。ただ、マイルでこれだけ走れたのもこの少し渋った馬場がよかったのかもしれません」

8着 ストロングリターン 福永祐一騎手
「道中はよかったのですが、4コーナーの下りで脚色が怪しくなりました。まだ原因がよくわかりません」

10着 アイムユアーズ 四位洋文騎手
「今日は古馬や牡馬が相手ですからね。それでも終いはしっかりした脚取りでした。ただ、今日の内容を見ると牝馬相手ならかなり楽しみな馬です」

11着 マルセリーナ M.デムーロ騎手
「行くところ行くところでスペースがありませんでした」

12着 ファイナルフォーム C.ルメール騎手
「いい手応えで直線に向きましたが、追い出したところで不利を受けたことが響きました」

13着 フィフスペトル 岩田康誠騎手
「3〜4コーナーまでは最高でした。馬場でしょうね。パンパンの馬場で、早めに抜け出すような形が理想だと思います」

提供:ラジオNIKKEI

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