人気を分け合った2頭の対決は、近親に
ナリタブライアンがいる血統馬で2番人気の
ラストインパクト(牡、
父ディープインパクト、栗東・松田博)に軍配が上がった。道中は離れた好位グループを手応えよく追走。余力十分のまま直線に向くと、力強いフットワークであっさり抜け出した。勝ちタイムは2分3秒2。1馬身半差の2着には中団から脚を伸ばした3番人気の
サンライズシルバー、さらに首差の3着には9番人気の
サンライズウェイが入った。なお、期待の良血馬で1番人気に支持された
トゥザレジェンドは、勝負どころでの反応が悪く4着に敗れた。
川田は「スムーズに競馬ができた。直線もしっかり動いている。自分で加速したので、ほとんど追うところがなく、こちらは合わせているだけだった。完勝でした」と性能の高さを口にしていた。
提供:デイリースポーツ