ジャパンCを制した
ジェンティルドンナが28日、滋賀県のノーザンファームしがらきへ放牧に出た。「よく頑張ったという言葉では片づけられないくらい頑張った。見える疲れも、見えない疲れもあるだろう。まずは体調を万全にしてほしい」と石坂師。今後は未定だが、来年はドバイ遠征など海外を視野に入れる。
2着だった
オルフェーヴルに、池江師は「あれだけ接触されたが、大事には至っていない。
有馬記念(12月23日・中山)は回復具合を見ながらオーナーサイドとの話し合いですね」と説明する。来季の現役続行についても未定だ。僚馬で6着の
トーセンジョーダンは右前脚の裂蹄が再発。「有馬には使えないので放牧に出します」と師。来春のGIシリーズには間に合う見通しだが、このまま引退の可能性もある。
3着の
ルーラーシップは引き続きウィ
リアムズで
有馬記念へ。9着の
エイシンフラッシュも同レースへ向かう。5着の
フェノーメノに、戸田師は「ダメージはなさそうだが(次戦に関しては)多分、一度放牧に出して仕切り直してという形になると思う」と明言こそ避けたが、
有馬記念は回避することになりそうだ。14着の
オウケンブルースリは登録のあった
金鯱賞(12月1日・中京)を回避して
有馬記念へ。
提供:デイリースポーツ