19日、
川崎競馬場で行われた第63回
全日本2歳優駿(2歳・ダ1600m・交流JpnI・1着賞金3500万円)は、好スタート切って先手を奪った
藤岡佑介騎手騎乗の3番人気
サマリーズ(牝2、栗東・
藤岡健一厩舎)が、3〜4コーナーで後続に3馬身ほどリードを広げると、道中3番手追走から直線で脚を伸ばしてきた7番人気
ジェネラルグラント(牡2、船橋・
出川克己厩舎)に3馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分41秒9(良)。
また3着争いは2頭の接戦となり、好位追走から早めに進出した1番人気
アップトゥデイト(牡2、栗東・
佐々木晶三厩舎)が3/4馬身差3着に、4着はハナ差競り負けた6番人気
アウトジェネラル(牡2、船橋・川島正行厩舎)が入った。なお、2番人気
アルムダプタ(牡2、栗東・五十嵐忠厩舎)は見せ場なく8着、
アメイジアはスタート直後に落馬、競走を中止している。
勝った
サマリーズは、
父Hard Spun、
母ミスアドーラブル、その父Mr.Prospectorという血統。これで初ダートの未勝利戦、前走500万下の
ポインセチア賞に続いてダート戦は3戦3連勝。今回は砂の一流馬への登竜門レースで逃げ切り完勝。
藤岡佑介騎手にとっても、父・
藤岡健一師との親子鷹・交流GIV。
サマリーズも嬉しい初タイトルの獲得となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆
サマリーズ(牝2)
父:Hard Spun母:ミスアドーラブル母父:Mr.Prospector
厩舎:栗東・
藤岡健一馬主:H.R.H.
プリンセス・ハヤ
通算成績:4戦3勝(重賞1勝)