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名牝シーザリオの仔エピファネイアが3連勝で初重賞制覇/ラジオNIKKEI杯2歳S

  • 2012年12月22日(土) 17時30分
 22日、阪神競馬場で来年のクラシック戦線を占う注目の中距離重賞・ラジオNIKKEI杯2歳S(2歳・GIII・芝2000m)が7頭立てで行われ、2コーナーまで3番手に取り付いた福永祐一騎手騎乗の1番人気エピファネイア(牡2、栗東・角居勝彦厩舎)が、外目から4コーナーを楽な感じで回り、直線向いて最内で逃げ粘る5番人気バッドボーイ(牡2、栗東・河内洋厩舎)と、間に入った2番人気キズナ(牡2、栗東・佐々木晶三厩舎)との叩き合いに。それでも、終始手応えに余裕のあったエピファネイアが最後に外からきっちり捕らえ、2着バッドボーイに1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分5秒4(稍重)。

 さらにクビ差の3着に、勝ち馬と同じく2戦2勝で挑んだフェレノプシスの半弟・2番人気キズナ(牡2、栗東・佐々木晶三厩舎)が入った。なお、3番人気ラウンドワールド(牡2、栗東・松田博資厩舎)は、後方追走のまま6着に敗れている。

 勝ったエピファネイアは、父シンボリクリスエス母シーザリオその父スペシャルウィークという血統。母シーザリオは、同じく福永騎手とのコンビで05年オークス・アメリカンオークス(米-GI)など、重賞3勝を挙げている。

 自身はこれで、10月21日の新馬戦(京都芝1800m)、11月24日の京都2歳Sに続くデビューから無傷の3連勝達成。前走では、同じく小回り形態の京都芝2000mで内を突いての完勝だったが、今回は外を回っての差し切り勝ち。ここまで1走ごとに違う顔を覗かせての勝利を重ねて、来春待ち遠しい重賞初勝利となった。

【勝ち馬プロフィール】
エピファネイア(牡2)
騎手:福永祐一
厩舎:栗東・角居勝彦
父:シンボリクリスエス
母:シーザリオ
母父:スペシャルウィーク
馬主:キャロットファーム
生産者:ノーザンファーム
通算成績:3戦3勝(重賞1勝)

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