現地時間3日、仏・ロンシャン競馬場で行われたマルセルブサック賞(2歳牝、仏G1・芝1600m)は、
C.ルメール騎手騎乗の
ディヴァインプロポーションズ
Divine Proportions(牝2、仏・P.バリー厩舎)が、ティツィアーノタイム
Titian Timeに2馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分36秒7(良)。さらにハナ差の3着にはフラロガ Fralogaが入った。
勝った
ディヴァインプロポーションズは、
父Kingmambo、
母Myth to Reality(
その父Sadler's Wells)という血統で、半兄には今年の
ジャックルマロワ賞(仏G1)を制したウィッパー
Whipper(牡3、仏・R.コレット厩舎、
父Miesque's Son)、従姉には
JRAで2勝を挙げた
ルナティックラヴ(牝7、
父Kris)がいて、牝系は
シャーリーハイツ Shirley Heights(
父Mill Reef、78年英ダービー-英G1)と同じ一族。5月のデビュー戦(芝1000m)を制すと、続くボワ賞(仏G3・芝1000m)では4馬身差の圧勝で重賞初制覇。さらにロベールパパン賞(仏G2・芝1100m)に勝ち、、前走のモルニ賞(仏G1、芝1200m)では米国産
サンデーサイレンス産駒レイマン
Layman(牡2・仏・A.ファーブル厩舎)を破り、デビューから4連勝でここに臨んでいた。通算成績5戦5勝(G1・2勝)。