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4歳馬ハタノヴァンクール、早めに抜け出しGI2勝目/川崎記念

  • 2013年01月30日(水) 21時00分
 30日、川崎競馬場で今年最初の交流GI・第62回川崎記念(4歳上・ダ2100m・GI・1着賞金6000万円)が行われ、道中は先頭から差のない3番手を追走していた四位洋文騎手騎乗の2番人気ハタノヴァンクール(牡4、栗東・昆貢厩舎)が、2周目4コーナーで先頭の3番人気グラッツィア(牡5、栗東・角居勝彦厩舎)に並び掛ける形。直線向いては、残り100mで完全に先頭に躍り出ると、道中2番手追走から4コーナーで一旦待ってゴール前で外から猛然と追い込んだ1番人気ワンダーアキュート(牡7、栗東・佐藤正雄厩舎)の追撃を最後まで受け止め、1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分15秒4(稍重)。

 さらに1.1/2馬身差の3着に、レース途中から先頭に立った3番人気グラッツィア(牡5、栗東・角居勝彦厩舎)が入った。

 勝ったハタノヴァンクールは、父キングカメハメハ母ハタノプリエその父ブライアンズタイムという血統。

 デビューからここまで10戦し、そのうちダートで2012年ジャパンダートダービーなど5勝を挙げ、前走大井での東京大賞典でも勝ち馬ローマンレジェンドにゴール前で肉薄しての2着。初めての左回り・川崎コースとなったここも、早め先頭の横綱相撲でその強さを如何なく発揮し、手綱が戻った主戦の四位洋文騎手と共に、嬉しい2度目の交流GI・V。通算6勝目となった。

【勝ち馬プロフィール】
ハタノヴァンクール(牡4)
厩舎:栗東・昆貢
父:キングカメハメハ
母:ハタノプリエ
母父:ブライアンズタイム
馬主:グッドラック・ファーム
生産者:グッドラック・ファーム
通算成績:11戦6勝(JRA8戦4勝、重賞2勝)
主な勝ち鞍:2012年ジャパンダートダービー(大井-交流GI)

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