30日、
川崎競馬場で今年最初の交流GI・第62回
川崎記念(4歳上・ダ2100m・GI・1着賞金6000万円)が行われ、道中は先頭から差のない3番手を追走していた
四位洋文騎手騎乗の2番人気
ハタノヴァンクール(牡4、栗東・
昆貢厩舎)が、2周目4コーナーで先頭の3番人気
グラッツィア(牡5、栗東・角居勝彦厩舎)に並び掛ける形。直線向いては、残り100mで完全に先頭に躍り出ると、道中2番手追走から4コーナーで一旦待ってゴール前で外から猛然と追い込んだ1番人気
ワンダーアキュート(牡7、栗東・佐藤正雄厩舎)の追撃を最後まで受け止め、1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分15秒4(稍重)。
さらに1.1/2馬身差の3着に、レース途中から先頭に立った3番人気
グラッツィア(牡5、栗東・角居勝彦厩舎)が入った。
勝った
ハタノヴァンクールは、
父キングカメハメハ、
母ハタノプリエ、
その父ブライアンズタイムという血統。
デビューからここまで10戦し、そのうちダートで2012年
ジャパンダートダービーなど5勝を挙げ、前走大井での
東京大賞典でも勝ち馬
ローマンレジェンドにゴール前で肉薄しての2着。初めての左回り・川崎コースとなったここも、早め先頭の横綱相撲でその強さを如何なく発揮し、手綱が戻った主戦の
四位洋文騎手と共に、嬉しい2度目の交流GI・V。通算6勝目となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆
ハタノヴァンクール(牡4)
厩舎:栗東・
昆貢父:キングカメハメハ母:ハタノプリエ母父:ブライアンズタイム馬主:グッドラック・ファーム
生産者:グッドラック・ファーム
通算成績:11戦6勝(
JRA8戦4勝、重賞2勝)
主な勝ち鞍:2012年
ジャパンダートダービー(大井-交流GI)