10日、中山競馬場で
中山牝馬S(4歳上・牝・GIII・芝1800m)が行われ、道中中団に待機していた
松岡正海騎手騎乗の6番人気
マイネイサベル(牝5、美浦・
水野貴広厩舎)が4コーナーで各馬がごった返す中で楽な手応えで回って最後の直線へ。2番手追走から先に抜け出しを図った2番人気
スマートシルエット(牝6、栗東・
大久保龍志厩舎)と、3〜4コーナーで一気に動いてこれに追いすがった1番人気
オールザットジャズ(牝5、栗東・角居勝彦厩舎)に、残り100mで外から並んで差し切り、最後は3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分48秒5(良)。
続く
スマートシルエットと
オールザットジャズの2・3着争いは、
スマートシルエットがクビ差凌ぎ切って先着した。
勝った
マイネイサベルは、
父テレグノシス、
母マイネレジーナ、
その父サンデーサイレンスという血統。昨秋の
府中牝馬Sでは、
レインボーダリア・
ドナウブルーを差し切って久々の重賞勝ちを収め、
エリザベス女王杯でも0.6秒差の7着と健闘。今年の始動戦に選択したここは、4コーナーでも周囲の動き出しを待つ着差以上に余裕のある勝利で全4勝中実に3勝目となる重賞制覇を決めた。
【勝ち馬プロフィール】
◆
マイネイサベル(牝5)
騎手:
松岡正海厩舎:美浦・
水野貴広父:テレグノシス母:マイネレジーナ母父:サンデーサイレンス馬主:サラブレッドクラブ・ラフィアン
生産者:高橋修
通算成績:16戦4勝(重賞3勝)
主な勝ち鞍:2012年
府中牝馬S(GII)