10日、福山競馬場で第2回大高坂賞(4歳上・ダ1800m・1着賞金60万円)が行われ、道中2番手を追走していた
中西達也騎手騎乗の2番人気
マチカネニホンバレ(牡8、高知・
松木啓助厩舎)が、逃げる1番人気
グランシュヴァリエ(牡8、高知・
雑賀正光厩舎)に4コーナー手前から並んで、直線半ばで捕らえて差し切り、最後は1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分55秒1(良)。
さらに2.7秒差の大差の3着に、3番人気
ビーボタンダッシュ(牡8、福山・小嶺英喜厩舎)が入った。
勝った
マチカネニホンバレは、
父シンボリクリスエス、
母マチカネチコウヨレ、
その父Deputy Ministerという血統。
JRA時代には、美浦の名門・
藤沢和雄厩舎に在籍し、2009年
エルムS優勝や、2011年
フェブラリーSで
トランセンドを相手に5着など「A級実績馬」が時を経て現在は高知所属で奮闘中。高知緒戦の前走・「胸
キュン・縁距離特別」をぶっちぎって3年半ぶりの勝利を飾り、迎えた福山遠征で強豪
グランシュヴァリエを直線捕らえ切ってみせて、久々の重賞制覇を飾った。
【勝ち馬プロフィール】
◆
マチカネニホンバレ(牡8)
父:シンボリクリスエス母:マチカネチコウヨレ母父:Deputy Minister厩舎:高知・
松木啓助通算成績:24戦9勝(
JRA19戦7勝、重賞2勝)
主な勝ち鞍:2009年
エルムS(GIII)