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フェノーメノが楽々と抜け出し、休み明け緒戦を完勝/日経賞

  • 2013年03月23日(土) 17時46分
 23日、中山競馬場で日経賞(4歳上・GII・芝2500m)が行われ、道中4番手を追走していた蛯名正義騎手騎乗の1番人気フェノーメノ(牡4、美浦・戸田博文厩舎)が、3〜4コーナーで11番人気マイネルキッツ(牡10、美浦・国枝栄厩舎)らが一気に仕掛けて流れが速くなるところを楽な手応えのまま直線に向いてくると、直線半ばで早め先頭に立った9番人気カポーティスター(牡4、栗東・矢作芳人厩舎)を残り150mで外から捕らえて差し切り、最後は1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分32秒0(良)。


 さらに1馬身差の3着に、3〜4コーナーをマクリ気味に進出して直線もよく伸びた7番人気ムスカテール(牡5、栗東・友道康夫厩舎)が入った。なお、4着に直線で追い上げた3番人気タッチミーノット(牡7、美浦・柴崎勇厩舎)、5着に積極的に動いて見せ場を作ったマイネルキッツが入った。

 なお、昨年の有馬記念2着馬で2番人気のオーシャンブルー(牡5、栗東・池江泰寿厩舎)は見せ場なく9着に敗れている。

 勝ったフェノーメノは、父ステイゴールド母ディラローシェ、その父Danehillという血統。昨年の日本ダービー2着、セントライト記念1着、天皇賞・秋で2着と、強豪4歳世代の中でもトップクラスの実績馬が、明け4歳の緒戦で前走JC5着からの成長を示す力強い走りで3度目の重賞制覇。次走は香港のGIか、或いは天皇賞・春へ向かうのかは未定も、先々への展望溢れる通算5勝目となった。

【勝ち馬プロフィール】
フェノーメノ(牡4)
騎手:蛯名正義
厩舎:美浦・戸田博文
父:ステイゴールド
母:ディラローシェ
母父:Danehill
馬主:サンデーレーシング
生産者:追分ファーム
通算成績:10戦5勝(重賞3勝)
主な勝ち鞍:2012年セントライト記念(GII)

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