3日、
門別競馬場で第3回
コスモバルク記念(3歳上・ダ1800m・1着賞金300万円)が行われ、道中は中団に待機していた
井上俊彦騎手騎乗の1番人気
ショウリダバンザイ(牝6、北海道・
林和弘厩舎)が、3コーナー過ぎから外を回って先団へと接近してくると、直線半ば残り200m手前で先行各馬を一気に捕らえて差し切り、後方待機策から直線に向いて追い込んだ4番人気
ジョーモルデュー(牡9、北海道・
田中淳司厩舎)に、3馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分55秒5(稍重)。
さらに4馬身差の3着に、ゴール前で内からしぶとく脚を伸ばした3番人気
ハタノゼフィロス(牡5、北海道・原孝明厩舎)が入った。なお、2010年
NHKマイルC2着馬で長期の休養明けのレースとなった2番人気
ダイワバーバリアン(牡6、北海道・
田中淳司厩舎)は、先手を奪うも4コーナーでの手応え怪しくそのまま後退し、11着に敗れている。
勝った
ショウリダバンザイは、
父プリサイスエンド、
母オレンジスペシャル、
その父ジェイドロバリーという血統。昨年暮れの交流重賞・
クイーン賞(船橋1800m)で12着に敗れて以来の実戦も、これまでに南関東とホッカイドウ競馬で重賞6勝を挙げた実績通りの走りを見せつける形となって、昨年7月の
ノースクイーンC(門別1800m)以来の7度目の重賞制覇を楽々と達成。通算10勝目を挙げた。
【勝ち馬プロフィール】
◆
ショウリダバンザイ(牝6)
騎手:
井上俊彦厩舎:北海道・
林和弘厩舎父:プリサイスエンド母:オレンジスペシャル母父:ジェイドロバリー馬主:林正夫
生産者:山口義彦
通算成績:30戦10勝(重賞7勝)