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ホッコータルマエが5連勝!豪華決戦を制して上半期ダート界の頂点へ/帝王賞

  • 2013年06月26日(水) 20時20分
 26日、大井競馬場でダートGI馬・7頭が集結した第36回帝王賞(GI・3歳上・ダ2000m・1着賞金6000万円)が行われ、道中は5番手を追走して3コーナーで外からじわりと先頭に並びかけた幸英明騎手騎乗の3番人気ホッコータルマエ(牡4、栗東・西浦勝一厩舎)が、直線に向いて逃げ込みを図る4番人気ワンダーアキュート(牡7、栗東・佐藤正雄厩舎)を交して先頭に立った1番人気ニホンピロアワーズ(牡6、栗東・大橋勇樹厩舎)との叩き合いとなるが、残り150mで外から抜け出し、最後は2着ニホンピロアワーズに1馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分3秒0(不良)。

 さらに1.1/2馬身差の3着にワンダーアキュートが入った。その後ろは2.1/2馬身差離れて5番人気ハタノヴァンクール(牡4、栗東・昆貢厩舎)が4着、5着は6番人気テスタマッタ(牡7、栗東・村山明厩舎)の順で掲示板は確定。

 なお、昨年の東京大賞典の勝ち馬で2番人気のローマンレジェンド(牡5、栗東・藤原英昭厩舎)は道中4番手を追走していたが、精彩を欠いて6着に敗れている。

 勝ったホッコータルマエは、父キングカメハメハ母マダムチェロキーその父Cherokee Runという血統。昨年末のJCダートでは、ニホンピロアワーズから4馬身離された3着に入り高い素質をアピールしていたが、その後はOP特別でも、重賞でも3着とどこかもどかしい成績が続き、フェブラリーSでは賞金不足によるよもやの除外の憂き目も経験。一旦は苦境に立たされたが、「勝ち癖」を付けるべく挑んだ佐賀記念を見事に完勝すると連勝街道が始まり、ニホンピロアワーズを破ったアンタレスS、前走のかしわ記念でGI初制覇と怒涛の重賞V4。今回は出走12頭中、自身を含めて「GI馬7頭」が出走した並み居る強豪メンバーの中を堂々抜け出して、重賞5連勝とともにダートGI2連勝。降りしきる雨も滴るいいコンビ、「幸&タルマエ」が上半期ダート界の大一番を颯爽と制した。

【勝ち馬プロフィール】
ホッコータルマエ(牡4)
騎手:幸英明
厩舎:栗東・西浦勝一
父:キングカメハメハ
母:マダムチェロキー
母父:Cherokee Run
馬主:矢部幸一
生産者:市川フアーム
通算成績:18勝9勝(JRA13戦5勝、重賞6勝)
主な勝ち鞍:2013年かしわ記念(GI)

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