ユニバーサルバンク(栗東・松田博資厩舎)は、Dコースのポリトラック馬場に入って、2周のキャンター。2周目は6F標識から、16.2〜16.4秒というラップで進め、後半4Fは徐々にペースアップ。4F58.9〜3F43.2〜1F13.2秒と終いをしっかり伸ばす形。折り合いがついた状態で、次第に加速していく走りを見ていると、まさに絶好調といった感じ。
エクスペディション(栗東・石坂正厩舎)は坂路馬場でのキャンターを1本。4F65.9〜1F15.4秒で、特に変わりなく、順調といった感じ。
海外遠征帰りになる、
トレイルブレイザー(栗東・
池江泰寿厩舎)も坂路馬場でのキャンター。ゴール前はしっかりと伸びて、1F14.6秒を計時。3日の追い切り時には動きが重く映ったが、あのひと追いで、動きやすい状態になったのかも知れない。
調教時間も終盤にトラック調教馬場へ入っていった
サトノパンサー(栗東・南井克巳厩舎)。角馬場で体をほぐした後、Dコースのポリトラック馬場に入って、2周のキャンター。2周目の6F標識からは、1F17秒後半の遅いキャンターだったが、折り合いを欠くようなところは全くない。最後の直線はしっかりと手前を替え、ゴール100m手前でハミをとって加速。時計はラスト1Fだけ14.2秒という数字。ゴール板を過ぎてからも少し時計になっているが、微調整としては、抜群の反応を見せていた。(取材・写真:井内利彰)