北海道・新ひだか町の北海道市場では今日、HBA(日高軽種馬農業協同組合)主催によるセリ市「2013セレクションセール」の1歳馬のセリ市が行われた。
一昨年から1歳馬に一本化したセレクションセール。最高価格は、「
アズマサンダースの2012」(牡、
父キングカメハメハ)で4600万円(税抜)。母の
アズマサンダースは2004年の
桜花賞(GI)で2着になり、翌年の
京都牝馬ステークス(GIII)を制している。落札したのはアドマイヤの冠名でお馴染みの近藤利一氏だった。
今日の1歳市場には牡馬162頭、牝馬62頭の合計224頭が上場され、そのうち143頭(牡馬110頭、牝馬33頭)が落札された。市場全体の落札率は昨年と比べて2.7ポイント上昇の63.83%で、総売上額は17億5213万5000円(税込)で、ともに過去10年で2番目の数字となった。
なお、これまでセレクションセールの1歳市場で取引された馬には、先月の
帝王賞(GI)に優勝した
ホッコータルマエ、今年3月の
弥生賞(GII)で2着の
ミヤジタイガ、去年の
大阪杯(GII)を勝った
ショウナンマイティ、2008年の朝日杯フューチュリティーステークス(GI)を勝利した
セイウンワンダー、2006年の
NHKマイルカップ(GI)を制覇した
ロジックなどがいる。
(HBA=日高軽種馬農業協同組合のホームページなどによる)
提供:ラジオNIKKEI