7日、宇都宮競馬場で行われた、とちぎ
マロニエC(3歳上、交流G3・ダート1400m、1着賞金3000万円)は、
横山典弘騎手騎乗の3番人気
ノボトゥルー(牡8、栗東・
森秀行厩舎)が、中団追走から直線内を突くと、外から追い込んだ5番人気
バンブーボカの追撃をクビ差抑え優勝した。勝ちタイムは1分27秒0(重)。さらにアタマ差の3着には、3角から積極的に仕掛けた1番人気
シーキングザダイヤが入り、2番人気
ディバインシルバーは好スタートから逃げるも直線失速し4着に敗れた。
勝った
ノボトゥルーは、
父Broad Brush、
母Nastique(
その父Naskra)という血統の米国産馬。半姉にサンダーキトン
Thunder Kitten(
父Storm Cat、
ハニービーH-米G3)がいる。00年10月に栗東・
森秀行厩舎に転厩すると、翌年1月の1600万下(中山・ダート1200m)、
根岸S(G3)、
フェブラリーS(G1)と3連勝でG1制覇まで駆け上がった。その後も、01年
ジャパンCダート(G1)4着、02年兵庫ゴールドT(交流G3)制覇と、中央・地方を問わず活躍。8歳になる今年も
黒船賞、
北海道スプリントC(共に交流G3)2着などの活躍を見せていた。02年に続く同レース制覇で、重賞(交流も含む)は6勝目。通算成績62戦11勝(うち地方27戦4勝)。
鞍上の
横山典弘騎手は、
ビワシンセイキで制した昨年に続き、同レース連覇。交流重賞は
南部杯(
ユートピア)、
白山大賞典(
タイムパラドックス)に続き、今年3勝目。管理する
森秀行調教師は、02年
ノボトゥルー以来2度目の制覇。交流重賞は、
クラスターC(
シャドウスケイプ)に続き、今年2勝目。