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有馬記念、ゼンノロブロイ快勝

  • 2004年12月26日(日) 15時30分
 26日、中山競馬場で行われた有馬記念(G1・芝2500m)は、O.ペリエ騎手騎乗の1番人気ゼンノロブロイ(牡4、美浦・藤沢和雄厩舎)が、道中2、3番手追走から直線早めに抜け出すと、逃げた3番人気タップダンスシチーを1/2馬身差し切り快勝した。勝ちタイムは、昨年シンボリクリスエスが記録した2分30秒5(良)を1秒更新する2分29秒5(良)の日本レコード。さらに1.1/2馬身差の3着には好位追走から追い込んだ9番人気シルクフェイマスが入った。4着は中団追走の5番人気ダイタクバートラム、5着は好位追走の4番人気デルタブルース。2番人気に支持されたコスモバルクは、道中は中団の後方に位置したが、3角過ぎから手応えがなくなり11着に敗れた。

 勝ったゼンノロブロイは、父サンデーサイレンス、母がバレリーナH(米G1)の勝ち馬ローミンレイチェル(その父マイニング)という血統で、半姉のダーリングマイダーリング Darling My Darling(牝7、父Deputy Minister)は、メイトロンS、フリゼットS(共に米G1)で2着の実績馬。

 00年セレクトセールにおいて9000万円で取引されたゼンノロブロイは、デビュー4戦目の青葉賞(G2)で初重賞制覇を飾ると、日本ダービー(G1)ではネオユニヴァースの2着。秋初戦となった神戸新聞杯(G2)を2着に3.1/2馬身差をつける圧勝で制したが、続く菊花賞(G1)では4着に敗れ、有馬記念(G1)でも3着。今年に入り日経賞(G2)、天皇賞・春(G1)で共に2着、宝塚記念(G1)4着、秋初戦の京都大賞典(G2)2着と勝ち切れない競馬が続いたが、2走前の天皇賞・秋で念願のG1初制覇。前走のジャパンC(G1)も制しており、00年テイエムオペラオー以来、史上2頭目の天皇賞・秋ジャパンC有馬記念優勝を達成した。通算成績15戦7勝(G1・3勝)。なお、秋のG1・3連勝を達成したことで、2億円のボーナスを獲得した。

 鞍上のO.ペリエ騎手は、02年、03年シンボリクリスエスに続き、史上初の有馬記念3連覇を達成。初のJRAG1制覇となった00年フェブラリーS(ウイングアロー)から数え、JRA・G1は通算11勝目。うち7勝が藤沢和雄厩舎の所属馬での勝利。18日にはJRA所属騎手以外では初となるJRA通算300勝を達成している。管理する藤沢和雄調教師も02年、03年シンボリクリスエスに続き、史上初の有馬記念3連覇を達成。同一G1・3連覇は、天皇賞・秋(02年、03年シンボリクリスエス、04年ゼンノロブロイ)に続き2度目の快挙。JRA・G1は、桜花賞(ダンスインザムード)など今年4勝目で、通算20勝目。

 なお勝ったゼンノロブロイは、00年テイエムオペラオー、94年ナリタブライアンに続く、史上3位の年間賞金獲得馬になった。2着タップダンスシチーは、シンボリクリスエス(9億8472万4000円)を抜いて、外国産馬では史上最高の獲得賞金馬になった。

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