東京8Rの
東京ハイジャンプ(障害3歳以上GII・芝3110m)は、1番人気
オースミムーン(
高田潤騎手)が勝利した。勝ちタイムは3分27秒3。1馬身3/4差の2着に3番人気
バアゼルリバーが、1馬身3/4差の3着に6番人気
ネオレボルーションがそれぞれ入線。
オースミムーンは栗東・小野幸治厩舎の4歳牡馬で、
父アドマイヤムーン、
母レディクライマー(母の父リアルシヤダイ)。通算成績は18戦4勝となった。
レース後のコメント
1着
オースミムーン 高田潤騎手「本当に夏の上がり馬で、前走よりも状態はよくなっていました。調教でもさらにパワーアップしているのがわかりました。今日はいい枠順でしたし、ポジションはゲートを出たなりでいいと思っていました。道中、一ヶ所だけ躓きましたが、この馬はボディ
バランスがよく、崩れませんね。流れを見て、早めに行きましたが、馬も競馬をわかっていて反応してくれました。最後の直線では右にモタれましたが、これはいつものことで無理に修正すると嫌気を出すので、あまり直す気はなかったです。まだ4歳馬で、もともと小倉と阪神のレースを予定していたものですから、もうこれ以上はどうでしょう。大きいところは来年ではないでしょうか」
小野幸治調教師のコメント
「一度躓きましたが、あとは安心して見ていられました。このあとは休ませて、GI挑戦は来年になるかもしれません」
2着
バアゼルリバー 小坂忠士騎手「今日は春の頃とは行きっぷりが違いました。ズブいながらもとりついて行けましたし、飛びもよく、前に届きそうな感じで直線に向かいました。これからもっとよくなると思います」
4着
スナークスペイン 北沢伸也騎手
「あのペースで逃げていて、あそこからまくられたのでは仕方ないですね。それでも直線に向いたときはもう一回ハミをとってくれて、差し返せると思ったほどでした。左回りは乗りやすいですね。ただ、最後はダートのほうがいいと思います」
提供:ラジオNIKKEI