中山11Rの
中山金杯(4歳以上GIII・芝2000m)は、5番人気
オーシャンブルー(F.
ベリー騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分00秒1。3/4馬身差の2着に8番人気
カルドブレッサが、クビ差の3着に1番人気
ディサイファがそれぞれ入線。
オーシャンブルーは栗東・
池江泰寿厩舎の6歳牡馬で、
父ステイゴールド、
母プアプー(母の
父Dashing Blade)。通算成績は19戦7勝となった。
レース後のコメント
1着
オーシャンブルー F.
ベリー騎手
「今日は初ブリンカーでコントロールしやすかったです。左にもたれるところがありましたが、追い出してからはそれもなくなりました。直線では内が開いて、反応よく伸びてくれました。池江調教師からは『馬群の中に入った方が力を出せる』と言われていましたし、いいところにつけられました。直線では内側に行こうと思っていたわけではありませんでしたが、外に馬がいたので内を通りました。昨年のAJC杯では
ダノンバラードで斜行して迷惑をかけましたが、今回の騎乗でファンの皆さんの信頼を取り戻せたらと思っています」
2着
カルドブレッサ 藤岡佑介騎手「悔しいです。抑えきれないぐらいの手応えがあり、先行馬を行かせて、理想的な展開になりましたが......。賞金を上積みできたのはよかったですが、悔しいです」
3着
ディサイファ 四位洋文騎手
「集団の中でレースをするとまだ弱い面があるので外を通りましたが、勝った馬にこういう競馬をされては......。勝った馬は斤量を背負っていましたが、実力のある馬です。こちらも交わされそうになると耳を絞って盛り返しました。今後の課題も見つかりましたし、今年は楽しみです」
4着
マックスドリーム 古川吉洋騎手「今日こそはやったと思ったのですが......。4着がひとつのカベですね。賞金を上乗せしたかったです。この馬のいいところを引き出そうと後方からのレースをしましたが、この形が合っていると思います。横一線の中に入れましたし、能力はあります」
5着
ケイアイチョウサン 横山典弘騎手「スムーズにさばけました。あの形なら2着は欲しかったです。しかし、いい脚を長く使えないので、最後は他の馬と脚色が同じになってしまいました。馬はよくなっていますが、そのあたりが課題です。さらに成長してくれれば、また楽しみです」
9着
サクラアルディート 内田博幸騎手「早めに動きたかったのですが、外目でゴチャついてしまいました」
13着
ミッキーパンプキン 蛯名正義騎手
「いい形でレースができたと思いましたが、年齢的なものかもしれません」
提供:ラジオNIKKEI