右前浅屈腱炎のために休養していた
アルフレードが、1月11日(土)、京都11Rの
大和S(4歳以上OP・ダ1400m)で、2012年5月27日の
日本ダービー以来、約1年7か月振りに復帰する。2011年の朝日杯フューチュリティS(GI・芝1600m)に優勝し、その年の
最優秀2歳牡馬に輝いた同馬だが、脚元も考慮して、ダート戦からの始動となった。
「この時期でこれだけ毛ヅヤが良いのだから、体調も良いんだろうね。脚元も大丈夫だし、ダートも走ると思いますよ」と担当の滝沢政司厩務員。40キロ近く馬体重も増えているが、決して太く見えないという。
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手塚貴久調教師は「結構乗り込んでいますから、息もできていますよ。坂路でやっていますが、さすがGI馬というすごい動きをしています。乗っている助手は、3歳の春よりも状態は良く感じると言っていました。1400mは少し忙しいかもしれませんが、外枠でも引いてゆったりと行ければと思います。40キロほど増えていますが、見た目は太くありませんし、プラス10キロくらいの感じではないでしょうか。これだけ乗り込んできても、今のところ脚元も大丈夫ですね。ダートも走ると思いますし、良いところがありそうですよ」と、手応えを感じている様子。久々の実戦に向けて、仕上がり具合は上々のようだ。(取材・写真:佐々木祥恵)