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ゴールスキーが重賞初制覇、池江師「(フェブラリーSに)自信を持って行ける」/根岸S

  • 2014年02月03日(月) 12時00分
 1着馬にはフェブラリーS(23日・東京、ダート1600m)の優先出走権が与えられる「第28回根岸S・GIII」(ダート1400m)は2日、東京11Rに16頭で争われ、中団を追走した4番人気のゴールスキー(栗東・池江)が馬場の外めを鮮やかに突き抜け快勝。1分23秒4のタイムで待望の重賞初制覇を飾った。半馬身差の2着は8番人気のノーザンリバー、さらに首差の3着には5番人気のシルクフォーチュンが入った。なお、1番人気のブライトラインは最後のひと押しを欠いて4着に終わった。

 当初、騎乗予定だった柴田善が週初めに骨折するアクシデント。急きょ手綱を任されたベリーは「調教師からは久々だし、次へつながる競馬をしてほしいと言われていた。うまく脚をためて我慢できた分、直線はいい脚を使ってくれた」とパートナーを称賛した。

 池江師は「やや急仕上げだったし、最後は脚が上がるんじゃないかと思ったが、よく差し切ってくれた」と、仕上げ途上で勝利を挙げた愛馬の底力に感心しきりだ。

 昨年6月にダート路線へ転向し、新天地で躍進。芝での実績がありながらも、矛先を変えた理由をトレーナーは「爪に難があり、硬い芝だと加減しながら走っていた」と説明。「ダートではそういう面を見せず、しっかり走ってくれる」。異父兄はダートGI4勝馬ゴールドアリュール。血統背景も砂の舞台での出世を後押しする。

 この勝利で03年に兄が制したフェブラリーSの優先出走権を獲得。指揮官は「この内容なら自信を持って行ける」と力を込めた。7歳にして素質を開花させた素質馬が、兄弟制覇のかかるGIに胸を張って挑む。

提供:デイリースポーツ

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