名古屋競馬場(雨 不良)ではダート
グレード競走、第37回
名古屋大賞典(JpnIII ダート1900m)が行われ、
JRA所属の3番人気
ダノンカモンが重賞22回目の出走で初重賞制覇を飾った。
地元・愛知の
サイモンロードが主導権を握り、
エーシンモアオバーは2番手。3番手の内に兵庫の
オオエライジン、外に
ダノンカモン。その後ろに
ソリタリーキングと
ランフォルセが続いた。隊列変わらず2周目の3コーナーへ、
ダノンカモンは勝負どころでさかんに鞭が入っていたが、じわじわと伸び、直線で
サイモンロードを交わし先頭に立った
エーシンモアオバーを直線でとらえた。
勝ちタイム2分1秒9、勝利騎手は
JRA・
川田将雅。
ゴール寸前で1番人気
ソリタリーキングが2着に上がり、3着に4番人気
エーシンモアオバー。4着は2番人気
ランフォルセ、地方最先着は
オオエライジンの5着だった。
ダノンカモンは
父シンボリクリスエス、
母シンコウエンジェル(母の
父オジジアン)の牡8歳黒鹿毛馬。
JRA栗東・
池江泰寿厩舎の管理馬。オープン特別で4勝を挙げていたが、重賞にはわずかに手が届かず。芝も含め22回目の重賞出走で、嬉しい重賞初制覇となった。通算成績は41戦9勝(うち地方2戦1勝)。
提供:ラジオNIKKEI