先週の当ニュースでもお伝えしているが、栗東には毎週のように、2歳新馬が入厩している状況。特に先週は血統的にも注目させる存在が多数。半兄に
キングカメハメハがいる、
母マンファス(牡・
父ダイワメジャー)が、4月18日にノーザンファーム天栄(福島県)から、
友道康夫厩舎に入厩。同日、吉澤ステーブルWEST(滋賀県)から、
須貝尚介厩舎に入厩した、
母ゴーカロライナ(牡・
父キングカメハメハ)は、近親に牝馬三冠を達成した
スティルインラブがいる血統。
これからも2歳新馬の入厩は増えていきそうなだけに、6月から始まる新馬戦にも注目したい。
今週、取り上げたのは、4月16日にノーザンファームしがらき(滋賀県)から帰厩した、
ミッキーアイル(栗東・
音無秀孝厩舎)。次走は
NHKマイルC(5月11日・東京芝1600m)が予定されているが、気になるのは、2ヶ月ぶりというレース間隔。しかしながら、このローテーションは
アーリントンCのレース前から想定されていたもので、全く心配することはない。
今朝は坂路馬場をキャンターで駆け上がったが、そのパワフルな走りは、2ヶ月の間でまた成長した印象。最後は抑え切れない感じで、1F14.3秒だった。気持ちが乗りやすいタイプだけに、今後の調教もじっくり見守りたい。
なお先週、ノーザンFしがらきから栗東へ入厩した馬は以下の通り。(取材・写真:井内利彰)
4月16日
アドマイヤロイヤルオトコギマサムネカレンマタドールダノンカモンネオウィズダムパドルウィールビブラビブレピュクリス
マッセナミッキーアイルミリオンヴォルツロスヴァイセ4月17日
カルドブレッサジェットブリットシャトーブランシュスワーヴカイザーラングレー4月18日
ノーザンリバーハンマークラビアプレノタートプロフェッサーマイフリヴァマデイラ4月19日
インペリアルマーチセンティナリータイセイクルーズダノンヨーヨー