“世界”を制した女王が、大観衆の前で見せ場がなく沈んで行った。3番人気
ジェンティルドンナは9着に完敗。1番人気で3着に敗れた昨年の雪辱はならなかった。「ゲートは上手に出たし、リズム良く走れた。折り合いもついていましたけどね。最後はバタバタになってしまった」と12年
オークスを制して以来のコンビとなった川田は悔しそうに振り返った。
直前の降雨もあり、発表こそ“良”でも不得手な緩い馬場状態。3月のドバイ・シーマクラシックでは見せた自慢の瞬発力は明らかにそがれていた。「それにしても負け過ぎ。敗因は分からない。秋に頑張ります」と石坂師。
ジャパンC(11月30日・東京、芝2400m)の3連覇がかかる秋に向けて、今後の動向が注目される。
提供:デイリースポーツ