スマートフォン版へ

バウンスシャッセ藤沢和師「(クイーンSより)斤量が軽いこっちの方がいい」/函館記念

デイリースポーツ
  • 2014年07月18日(金) 18時00分
 精神面にアプローチした調教を施し、初の古馬相手に挑む。オークス3着馬バウンスシャッセは、函館芝で僚馬ラヴェルソナタ(6歳1000万下)を1馬身前に見ながら、キャンターで約1周。ラストは鼻面を並べ、4F57秒4-41秒8-13秒7のタイムでフィニッシュした。

 時計は地味でも明確な意図がある。「久々だから、馬の後ろでプレッシャーをかけた」と藤沢和師。ゴールを過ぎても2Fほど馬体を併せる濃密な内容を消化し、「先週は台風が週末に来るというから、予定を早めて火曜に(函館へ)来た。長くいる分、いい感じだね」と状態の良さには太鼓判を押す。

 3歳牝馬の参戦は95年以来、19年ぶりのこと。Vは66年メジロボサツまでさかのぼる。むろん、異質なローテを選択したのには訳がある。「スタートが速い方ではないからね。クイーンSは最初の直線が短くて忙しい。それなら、斤量が軽いこっちの方がいい」。牝馬限定のGIIIより、勝算が高いとにらんでの出走だ。

 ハンデ51キロに北村宏も「そりゃ、軽い方がいい」とひと言。同斤量は自身、11年8月の関屋記念(サトノフローラ=3着)以来になるが、減量のことは一切口にせず、前を見据える。函館リーディング首位(6勝)を快走するトレーナーは、今後について「秋華賞は平たん小回りでスピード勝負。合わないかもね」と、古馬の中距離王道路線を歩む可能性を示唆。快挙の先には大きな夢が広がっている。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す