3日、
名古屋競馬場で行われた
かきつばた記念(4歳上、交流G3・ダート1400m、1着賞金3000万円)は、吉田稔騎手騎乗の4番人気
ヨシノイチバンボシ(牡4、愛知・
錦見勇夫厩舎)が、好位追走から直線先に抜け出すと、馬群を割って追い込んだ2番人気
ノボトゥルーをアタマ差抑え快勝した。勝ちタイムは1分27秒2(良)。さらにクビ差の3着には8番人気
ハタノアドニスが入り、圧倒的1番人気(単勝130円)に推された
ユートピアは4着に敗れた。
勝った
ヨシノイチバンボシは、
父トーヨーリファール、
母スバルマドンナ(
その父シェイディハイツ)という血統。03年
全日本2歳優駿(交流G1)で
アドマイヤホープの3着、昨年の
全日本サラブレッドC(交流G3)で
ディバインシルバーの2着に好走した実績の持ち主。交流重賞初制覇で、通算成績22戦8勝(
JRA・8戦0勝)。地方馬の勝利は、昨年の
マルカセンリョウ(牡7、愛知・
瀬戸口悟厩舎)に続き2度目となり、地元・愛知勢の連覇となった。
鞍上の吉田稔騎手は、昨年の
マルカセンリョウに続く連覇を達成。管理する
錦見勇夫調教師は同レース初勝利。