格上挑戦でも、重賞初挑戦初Vの可能性は十分にある。
クイーンSに出走する須貝厩舎の
オツウは、目下3連勝中と上昇一途だ。
同馬を所有する大和屋暁オーナーも絶好調。現在は世界ナンバー1ホース・
ジャスタウェイとの2頭持ち。
オツウの500万下勝ち(3月22日)から、ドバイデューティフリー(ジャスタ)、御室特別(
オツウ)、
安田記念(ジャスタ)、かもめ島特別(
オツウ)と所有馬が5連勝中だ。
オツウは新馬戦で圧勝。その後、白星に手が届かない状況が続いたが、3走前、鞍上にM・デムーロを迎えて覚醒した。「最後まで諦めずに追ってくれたのが良かったんだと思います。あれで火が付いた」と北村助手は分析する。ダートで2勝目を挙げると、続く1000万特別を連勝。ジャスタ同様、
ハーツクライ産駒らしく成長力は目覚ましい。
「前走後はここを目標に調整してきました。直線も短いし、条件は合っている。2番手くらいから運べれば」と押し切りをもくろむ。函館で洋芝適性を示しており、初の札幌も問題ない。4連勝で初タイトルを狙う。
提供:デイリースポーツ