素質馬がそろった注目の一戦は3番人気の
アドマイヤガスト(牡、
父チチカステナンゴ、栗東・松田博)が1分51秒2のタイムでV。中団追走から、直線で抜群の瞬発力を発揮。先に抜け出した2番人気の
マイネルプロンプト(2着)をゴール前で鼻差とらえた。今年の
皐月賞2着馬
トゥザワールドを全兄に持つ良血馬で、断然の1番人気に支持された
トーセンビクトリーは、好位追走から直線でインを突いたが、マイネルに前をカットされる場面もあり、さらに首差の3着に敗れた。
福永は「扱いやすいし、スタートも良かった。怖がって外に行こうとするところがあったけど、よく届いてくれた」と、鼻差Vに胸をなで下ろした。松田博師も「まだ余裕があったけど、よく勝ってくれた。外に逃げる面がなくなれば、まだ良くなりそう」と笑顔だった。
提供:デイリースポーツ