3番人気の
ハーツクライ産駒ナヴィオン(牡、栗東・橋口)が大外一気でV。道中は後方を追走。先行勢が粘り込みを図るなか、残り1Fからエンジン全開。ゴール寸前で豪快に差し切った。勝ちタイムは1分37秒3。1番人気の
ショウナンアデラは好位のインからいったんは抜け出すも、首差の2着に惜敗。さらに3/4馬身差の3着には8番人気の
レッドブラッサムが逃げ粘った。
的場は「行きだしてからの感触が良く、直線で体が沈むとすごい伸び」と驚きの表情。小倉競馬場で見守った橋口師は「スローとはいえ、上がり3F32秒7は速い。もう一度ダービー?気が早過ぎるよ」と笑顔だった。師にとって来年が“ラストダービー”、
ワンアンドオンリーに続く
ハーツクライ産駒での連覇へ、夢が膨らむパフォーマンスとなった。
新潟2歳S(31日・新潟、芝1600m)へ向かう。
提供:デイリースポーツ