休み明けの
七夕賞で2着と好走した
ニューダイナスティ。中団追走からしぶとく脚を伸ばし、新たな一面を発揮。叩き2戦目の上積みも見込め、ここは大きな期待がかかる一戦だ。「前走はようやくらしさが出た感じ。1本追い切りが足りない感じでしたし、今度の方がいい状態でいけるんじゃないかなと思っています」と古川助手。1週前追い切りは栗東坂路で4F57秒7-14秒0(馬なり)。久々好走の反動は感じられず、軽快な走りで型通りに良化している。「坂路を楽に上がってきたし、(1週前は)指示通りです」。少し時計のかかる馬場状態が理想で、先週からの降雨は好材料に働く。据え置きのハンデ55キロなら、引き続き出番があってもおかしくない。
ミキノバンジョーが血気盛んだ。全7勝中6勝を6〜8月に挙げる典型的な夏馬。前走の
七夕賞で久々に掲示板に入り、グングン調子は上向いている。それを物語るかのように、栗東Bの1週前追い切りでは5F67秒5-11秒5(馬なり)と楽々と好時計をマーク。キビキビとした走りで好調ぶりをアピールした。「しまい重点でいい動きだった。暑い時季に調子を上げてくるタイプだし、前走もよく頑張っていた」と大橋師。続けて「年齢的な衰えも感じないし、小倉コースにも実績がある。一発を狙っているよ」と自信を見せた。オープンでの2勝は1800m戦。距離には一抹の不安が残るものの、出来の良さを生かして、人気馬にひと泡吹かせる構えだ。
提供:デイリースポーツ