11日、福山競馬を主催する福山市から、アラブ系競走馬の補助金不正受給事件を受け、5月の第3回開催を自粛することが発表された。
この事件は、昨年9月に行われたアラブ市場において調教師と厩務員がそれぞれ馬主と共謀して自らが所有する1歳馬を牧場所有と偽り、馬主名義で落札したと言うもの。購入後、福山市から購入補助金50万円と育成補助金30万円の計80万円をだまし取った疑い。競馬法施行規則は、調教師や騎手、厩務員は競走馬の馬主になることを禁じている。
福山競馬の5月の第3回開催は14日(土)、15日(日)、21日(土)、22日(日)、29日(日)の5日間開催される予定で、22日には重賞の福山ダービーが行われる予定だった。