クリノショウスーシの競走除外で10頭立てとなった一戦。鮮やかな差し切りで3番人気の
レオパルディナ(栗東・高橋康)が無傷2連勝を決めた。タイムは1分9秒0。2番人気
クールホタルビ(2着)がハナを奪うと、他馬の動きにも惑わされずに好位でためを利かせ、首差で逃げ切った初戦とは違う
スタイルを披露。直線で粘り込みを図る逃げ馬に勢い良く襲いかかって、半馬身差をつけて
フィニッシュラインを通過した。03年
メイショウボーラー、08年
デグラーティアなどが小倉チャンプにも輝いているレース。オープン特別Vを足掛かりに飛躍を目指す。さらに1馬身1/4差の3着は後方追走から勝負どころで外をまくって進出した8番人気の
マルトクビクトリー。なお、1番人気の
ノーブルルージュは2番手追走から伸びを欠いて4着に敗れた。
武幸は「かなりピリピリしていたので心配したが、レースでは大丈夫だった。ハナに行こうと思えば行けたけど、先々を考えて控える形で。それで結果が出たのだから二重に良かった」とうなずく。今後はこのまま小倉に滞在して
小倉2歳S(9月7日・小倉、芝1200m)に挑む予定だ。
提供:デイリースポーツ