一昨年の
セントウルSで
ロードカナロアを破った実績のある
エピセアロームがこのメンバーなら力上位だろう。休み明けの前走
CBC賞を好走し重賞3勝目を狙う。それに右回りで巻き返しを期す
ベルカントや当地好相性の
ニンジャなどが挑む形。出走を予定している主な有力馬は以下の通り。
■8/24(日)
北九州記念(3歳上・GIII・小倉芝1200m)
エピセアローム(牝5、栗東・石坂正厩舎)は短い距離で堅実。前走の
CBC賞は休み明けでの一戦だったが、勝ち馬からコンマ1秒差と力のあるところを見せた。今回のメンバーなら実績も上位だし、小倉コースも
小倉2歳S勝ちに2012年のこのレースで3着と相性が良い。ここはまず勝ち負けに絡んできそうだ。
ベルカント(牝3、栗東・
角田晃一厩舎)は前走の
CBC賞で1番人気の支持を集めながらも5着と敗れた。初めての左回りでコーナーでふくれていたし、実力負けではないだろう。今回は走り慣れた右回りで、しかも小倉はデビュー勝ちに
小倉2歳S2着と相性の良い地。ここは巻き返し必至の場面だ。
ニンジャ(牡5、栗東・
宮徹厩舎)は昨年のこのレースで2着に入線。その後は詰め切れないレースが続いたが、暖かくなるに連れて成績が上昇。前々走の
CBC賞では好メンバー相手に3着と好走した。今回は相性の良い小倉にコースが替わるし、昨年に引き続いての好走が期待される。
ツルマルレオン(牡6、栗東・橋口弘次郎厩舎)は昨年のこのレースを制した後に右前浅屈腱炎を発症。今回はそれ以来となるので厳しいレースになりそうだが、今回のメンバーなら力上位だし、仕上がりが良ければチャンスは十分にあるはずだ。
その他、前走は人気を裏切ったがコース替わりで巻き返しが期待される
ルナフォンターナ(牝5、栗東・
池江泰寿厩舎)、一昨年の覇者
スギノエンデバー(牡6、栗東・
浅見秀一厩舎)、軽い芝で巻き返しが期待される
リアルヴィーナス(牝3、栗東・
安達昭夫厩舎)、時に大駆けのある
アイラブリリ(牝5、栗東・福島信晴厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時35分。