凱旋門賞当日まで1か月を切った。出走を予定している須貝厩舎の2頭は、自厩舎で非常に高いコンディションを保っている。
ゴールドシップは
札幌記念をひと叩きされ、グンと気合が乗ってきた。
「
札幌記念の前はいくぶんのんびりしていたが、ここにきてかなりテンションがあがってきた。今朝は全休日明けということもあり、馬場へ行くまでの運動中に5回も立ち上がった。
宝塚記念の前も1日1回は立っていたように、この動作が出るのは具合のいい証拠ですよ」(今浪厩務員)
一方、
ジャスタウェイは今回が休み明けになる。
「レースに向けて逆算し、徐々にペースアップしています。気性的なものもあるんでしょうが、相変わらず元気がいいですよ。」(榎本助手)
2頭は明日10(水)、
凱旋門賞へ向けての追い切りが行われる。その後は13(土)から検疫厩舎に移動。20(土)に日本を出国し、同日
シャンティ競馬場へ到着する予定だ。(取材・文:花岡貴子)