スマートフォン版へ

“大魔神”愛馬、秋の大一番に向け充実/ヴォルシェーブ、ヴィルシーナ情報

  • 2014年09月24日(水) 19時00分
 秋の大一番に向けて、大魔神の愛馬が絶好調だ。

“大魔神”こと元メジャーリーガーの佐々木主浩氏が所有する友道康夫厩舎の期待馬、ヴォルシェーブ(牡3)とヴィルシーナ(牝5)が順調に調整を進めている。

 目下2連勝中、前走は日本ダービーと同じ舞台で古馬1000万下を相手に勝利したヴォルシェーブは、今週の菊花賞トライアル・神戸新聞杯(阪神、芝2400m)に出走予定。24日、栗東トレーニングセンターで助手を背に最終追い切りを行った。

 追い切りを見届けた友道調教師は「先週まで2週続けて岩田騎手に乗ってもらい気持ちも乗ってきたので、今日は単走でしまいだけ反応を確かめる程度でした。全体に時計が速くなりましたが、動き・反応ともによかったですね。主戦の内田博幸騎手(落馬負傷中)が前走後“距離は延びても大丈夫そう”と言ってましたし、秋はGIに出せるようここは結果を出したいです」

 担当の林右典調教助手は「休養から帰って来る度に成長していますが、今回もやんちゃな面がマシになり大人になってきています。追い切りの度に背中がどんどんしっかりしてきて、芯の入った太い丸太に跨ってる感じです。この変化は見た目には分かりませんが、とにかく状態は良いですよ」と、精神面・肉体面両方の成長に、週末のレースへ向け自信を表した。

 一方、春にヴィクトリアマイルで復活、連覇を果たしたヴィルシーナは今月11日に帰厩。10月18日府中牝馬S(東京、芝1800m)からエリザベス女王杯へ向けて調整が進んでる。

「今日はレースが近い2歳馬と3頭併せで、理想的な追い切りができました。体の張りはまだ少し物足りないですが、レースまでまだ時間があるので心配はしていません。昨秋、今春と休養から帰って来ると背が伸びていました。さすがにもう伸びないとは思いますが、スタートセンスの良さと根性を生かして、秋の目標・エリザベス女王杯を勝ちたいですね」と担当の安田晋司調教助手。

 連勝の勢いに乗るヴォルシェーブと、陣営の努力の末復活を果たしたヴィルシーナ。この秋のGI戦線は大魔神の2頭が賑わせそうだ。(取材・文・写真:大恵陽子)

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す