1日、今年の
青葉賞(G2)を制し、5月29日に行われた
日本ダービー(G1)で3番人気に推されるも13着と敗れた
ダンツキッチョウ(牡3、栗東・山内研二厩舎)が、右前浅屈腱炎を発症していることが分かった。完治には9ヶ月以上の加療期間を必要とする見込み。
ダンツキッチョウは、
父サンデーサイレンス、
母レイホーソロン(
その父パーソロン)という血統。半姉に95年阪神牝馬特別(G2)勝ちなど重賞3勝の
サマニベッピン(
父ノーザンテースト)、伯父に
サンエイソロン(
父パーソロン、
京都新聞杯)、従兄に
ミスズシャルダン(
父トニービン、
小倉大賞典-G3)がいる。同馬は、昨年8月に札幌競馬場でデビュー。2戦目で初勝利を挙げ、重賞初挑戦となった
札幌2歳S(G3)では、後に
朝日杯FS(G1)2着、
共同通信杯(G3)勝ち馬となる
ストーミーカフェ(牡3、美浦・小島太厩舎)の2着と好走。休養を挟んで迎えた
すみれS(OP)、
青葉賞(G2)を連勝して、
日本ダービー(G1)に駒を進めるも、直線伸びを欠き13着と敗れていた。通算成績6戦3勝。