開幕日の絶好の馬場で目の覚めるような瞬発力を発揮した。中団のインでレースを進めた6番人気の
キャットコイン(牝、
父ステイゴールド、美浦・二ノ宮)が、坂を上がってからはじけるように加速。絶好の手応えから満を持して抜け出した11番人気の
ブロンディジェニー(2着)をゴール寸前で鼻差とらえて、牝馬同士によるメイクデビューをものにした。勝ちタイムは1分38秒5。さらに3/4馬身差の3着にはマイペースで逃げた1番人気の
パンプルムースが入った。
近親にGI3勝馬
ゼンノロブロイが名を連ねる血統馬。柴田善は「きょうは落ち着いて実戦に臨めるかを主眼に置いていたが、上手に走ってくれた。最後はすごい脚だったね」とレースぶりを絶賛していた。
提供:デイリースポーツ