鮮やかな進路取りを見せた3番人気の
メイショウサムソン産駒マサハヤドリーム(牡、栗東・今野)が1分48秒3のタイムで勝ち名乗りを上げた。行き脚をつけてラチ沿いから押し上げると、4角では逃げた7番人気
ナゴミ(5着)と好位から抜け出しにかかった1番人気
クリプトグラム(2着)の間を鮮やかに割って先頭へ。リードを保って最後は2馬身の差をつけた。なお、さらに7馬身差と大きく離された3着争いは外から脚を伸ばした5番人気の
ホッコーペリノアが制した。
母ランペイアの半兄は種牡馬
チチカステナンゴ。和田は「ちゅうちょすることなくビュンと行って(仕掛けが)早過ぎるかとも思ったが、最後までしっかり走ってくれた」と想像以上の強さを感じ取った様子。今野師も「上手に走ってくれた」と、センスの良さを示し満足そうだった。
提供:デイリースポーツ