6日、02年
宝塚記念(GI)を制した
ダンツフレーム(牡7、浦和・
岡田一男厩舎)が現役を引退し、栃木県那須郡塩原市にある
地方競馬教養センターで乗用馬になることが決まった。
ダンツフレームは
父ブライアンズタイム、
母インターピレネー(
その父サンキリコ)という血統。栗東・山内研二厩舎から00年デビュー。01年の
皐月賞(GI-2着)、
日本ダービー(GI-2着)などクラシック戦線を賑わせ、02年
安田記念(GI-2着)後の
宝塚記念で悲願の初GI制覇を成し遂げた。
03年
宝塚記念(7着)後に右前浅屈腱炎を発症し、同年9月に現役を引退。静内・
ヤマダステーブルでの種牡馬入りが決定していたが、現役復帰を決め
地方競馬へ。荒尾競馬で1走(2着)し、現在の浦和・
岡田一男厩舎へ移籍。その後、
浦和記念(交流GII-9着)、
東京大賞典(交流GI-14着)、
川崎記念(交流GI-11着)に出走したが成績は振るわなかった。通算成績26戦6勝(
JRA22戦6勝)。重賞は
宝塚記念の他に01年
アーリントンC(GIII)、03年
新潟大賞典(GIII)の計3勝。