今年で3回目を迎える
アルテミスS。ここには新馬戦を強い内容で勝った
シャルールや
アールブリュット、
札幌2歳Sで牡馬相手に健闘した
レッツゴードンキなどがエントリーしてきた。出走を予定している主な有力馬は以下の通り。
■11/1(土)
アルテミスS(2歳・牝・GIII・東京芝1600m)
シャルール(牝2、栗東・
松永幹夫厩舎)は新馬戦で6番人気とそれほど支持を集めていなかったものの、4コーナーで馬群の一番外を回りながら先頭に立ち、あとは後続を突き放す一方で6馬身差の圧勝を決めた。時計も同日に行われた
コスモス賞より速く、その能力の高さが窺える。ここでも有力候補となるだろう。
レッツゴードンキ(牝2、栗東・
梅田智之厩舎)は新馬戦を快勝したあとに挑んだ
札幌2歳Sで3着に入線。牡馬相手の重賞で出遅れの巻き返しに脚を使いながらも、直線で一旦は差し切るかというところを見せた。牝馬同士の争いとなる今回は勝ち負けまで期待したい。
アールブリュット(牝2、美浦・
戸田博文厩舎)は新馬戦で出遅れ、直線入り口でもまだ後方4番手にいたものの、そこから一気に差し切って勝利を手にした。6月以来のレース、距離延長といった懸念はあるが、このメンバー相手でも上位争いが期待できる素材。
その他、新馬戦で逃げ馬に一旦突き放されながらも差し切った良血馬
フローレスダンサー(牝2、栗東・松田博資厩舎)、
野路菊Sで2着に入った
シングウィズジョイ(牝2、栗東・
友道康夫厩舎)、既に2勝を挙げている
トーセンラーク(牝2、美浦・菅原泰夫厩舎)、休み明けを一叩きした
ディープインパクト産駒テンダリーヴォイス(牝2、美浦・
萩原清厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時45分。