エリザベス女王杯は角居厩舎の
ラキシスが制した。昨年の
エリザベス女王杯2着のあと、
中日新聞杯も
オールカマーも2着。ずっと重賞を勝ちあぐねていたが、昨年10月の
鳴滝特別(1000万下)以来の勝利をGIで飾った。担当の滝川厩務員は「GIを勝ててよかった」と感慨深げであった。
ラキシスの今朝の様子については、小滝助手が記者たちの取材に応じた。
「さすがにGIの後ということで疲れているようです。でも、カイバも食べていますし大丈夫でしょう」
古馬の牡馬相手に渡り合ってきた
ラキシス。
「
エリザベス女王杯を視野に入れて
オールカマーに出走しました。放牧から帰ってきた後、プラン通りにレースを使えたのがよかったですね」
また、以前に比べてカイバ食いもしっかりしてくるなど体質面の成長もみられた。
「カイバ食いがよくなったことで、以前よりたくましくなりましたね。それが結果につながったのだと思います」
角居厩舎は
エリザベス女王杯に3頭出し。
ディアデラマドレが3着、
キャトルフィーユが5着と、出走馬すべてが掲示板に載った。これには「もう、大興奮でした!」と弾けんばかりの笑顔を見せた。
なお、
ラキシスは
ジャパンCにも登録があるが、これはあくまでも「選択肢のひとつ。視野には入っていますが今後協議の末、決定します」とのこと。次走は未定。
(取材:花岡貴子)