「2歳新馬」(京都5R・ダート1400m)
クロフネ産駒が堂々と抜け出した。好位のインで機をうかがった2番人気の
ショコラブラン(牡、栗東・浅見)が、1分27秒2の勝ちタイムで初陣を飾った。道中を手応え十分にパスし、直線半ばで前2頭の間を割って進路を確保。逃げ粘る1番人気の
ドラグーン(2着)をあっさりと抜き去ると、1馬身3/4差をつけてゴールした。さらに半馬身差の3着には外から脚を伸ばした3番人気の
ショウサンカーズが入り、上位人気馬の決着に落ち着いた。
福永は「ハミが抜けたり難しい面もあるが、上手な競馬をしてくれた」とセンスの良さを称賛する。祖母は仏GI馬の
スキーパラダイスで、牝系には活躍馬がズラリと並ぶ。「砂をかぶって、好位で我慢。いい練習になり、それで勝ったのだから言うことなしですね」と飛躍を思い描いた。
提供:デイリースポーツ