東京11Rの
東京スポーツ杯2歳ステークス(2歳GIII・芝1800m)は、4番人気
サトノクラウン(R.ムーア騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分47秒9。クビ差の2着に1番人気
アヴニールマルシェが、3/4馬身差の3着に9番人気
ソールインパクトがそれぞれ入線。
サトノクラウンは美浦・
堀宣行厩舎の2歳牡馬で、
父Marju、
母ジョコンダ2(母の父
Rossini)。通算成績は2戦2勝となった。
レース後のコメント
1着
サトノクラウン R.ムーア騎手
「ゲートの中で立ち上がりかけましたが、ゲートを出たら落ち着きました。道中もジッと落ち着いて走らせました。直線では前がなかなか開かなかったのですが、最後は切れるいい脚を使ってくれました。距離は延びた方がいいと思います。体はもっと大きくなって欲しいですね」
2着
アヴニールマルシェ 北村宏司騎手「今日はうまくゲートを出てくれました。折り合いもついて、淡々とした流れの中、自分のリズムで走っていました。直線では前がかたまっていましたが、その中に勇気をもって入っていってくれました。よく伸びていたと思いますが、あれで差されてしまうとは......。悔しいです」
藤沢和雄調教師のコメント
「状態もよく、上手に競馬をしていたと思います。それで後ろからきた馬に交わされたのだから仕方ないです。勝った馬は強かったです」
3着
ソールインパクト 福永祐一騎手
「前回がズブかったので、今日は早めに仕掛けて先頭に立ちました。残り100mまでがんばっていたのですが......。いい感じでしたが、結果的にもう少し我慢すればよかったです。待っていたら勝っていたかもしれません。失敗しました」
4着
エミネスク 田中勝春騎手
「突き抜けるかと思いましたが......。しかし、あのペースでしたからね」
5着
クラージュシチー 戸崎圭太騎手「途中で少し気持ちが入っていましたが、許容範囲でした。直線ではスムーズでしたが、伸び切れませんでした」
6着
スワーヴジョージ 四位洋文騎手
「いいレースができました。欲をいえば枠でしたね。勝ち馬と同じところにいたのですが、出して行ってあの位置でしたからね。メンバーが強くなった中、一瞬おっと思いましたが、切れ負けしてしまいました。今日のところは仕方がありません。馬はがんばっています」
7着
グァンチャーレ 武豊騎手「インコースを狙っていきましたが、前が開きませんでした。残念です。しかし、走りますよ」
9着
グリュイエール 岩田康誠騎手「ポジションをとりに行って、燃えてしまいました。結果的にフワッと行かせればよかったです。それでも強いレースはできましたし、能力はすごくあると思います」
10着
ジャストドゥイング 蛯名正義騎手
「楽に行って、絶好の形で進められて、もう少し脚を使うと思いましたが、思ったよりもダラダラとして進んで行きませんでした。若いので、まだこれからです」
11着
ストリートキャップ 柴山雄一騎手
「楽にいい位置につけられましたし、最後も伸びてくれると思いましたが、他の馬の脚が上回っていました。ただ、止まっている感じはありません。まだ緩いところはありますが、競馬は上手です」
ラジオNIKKEI