今年から重賞に格上げされ、レース名も変更となった
ラジオNIKKEI杯京都2歳S。登録頭数は8頭と少ないものの、
ティルナノーグ・
ダノンメジャーといった評判馬に、デビュー2連勝中の
エイシンライダーや、未勝利戦を好タイムで制した
シュヴァルグランなど好メンバーが揃った。出走を予定している主な有力馬は以下の通り。
■11/29(土)
ラジオNIKKEI杯京都2歳S(2歳・GIII・京都芝2000m)
ティルナノーグ(牡2、栗東・
松永幹夫厩舎)は新馬戦・紫菊賞を連勝。特に2戦目の紫菊賞では休み明けでレコード勝ちを決めている。着差こそどちらもクビ差だが、2戦ともに負かした
トーセンバジルは評判の素質馬であり、その勝ち方も新馬戦では先に仕掛けて抜かせず、逆に紫菊賞では先に抜け出した相手を余裕を持って差し切るという強いものだった。重賞のここでも最有力候補となるだろう。
ダノンメジャー(牡2、栗東・橋口弘次郎厩舎)は新馬戦・
野路菊Sを連勝。新馬戦では好位からの抜け出し、
野路菊Sでは後方からの差し切りと、こちらも異なるレースぶりで勝ってきている。
父ダイワメジャーだけに、今後距離が伸びてきてどうなるかというところはあるが、今回の2000mに関しては問題ないだろう。ここでも勝ち負けが期待される。
その他、新馬戦・萩Sと連勝中の
エイシンライダー(牡2、栗東・沖芳夫厩舎)、未勝利戦を好タイムで制した
シュヴァルグラン(牡2、栗東・
友道康夫厩舎)、良血馬
フローレスダンサー(牝2、栗東・松田博資厩舎)辺りも賞金の加算を狙う。発走は15時45分。