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中山についてエピファネイア角居師「エピファには合いにくいコースかも」/有馬記念

デイリースポーツ
  • 2014年12月25日(木) 20時10分
 国内最強を証明する戦いを4日後に控え、最終デモでは“静”の姿勢を貫いた。エピファネイアは栗東CWを単走。道中は新コンビを組む川田がしっかりと手綱を絞り、直線を向いてもほとんど手は動かない。大きなストライドはそのままに、最後まで我慢の利いた走りでフィニッシュした。タイムは6F80秒8-37秒3-12秒4。「落ち着いていたし、リラックスして走ってくれました」。激しい気性を難なく封じ込み、意のままにコントロールした鞍上が満足げにほほ笑んだ。

 ジャパンCでは行きたがるそぶりを見せながらも、スミヨンの巧みな手綱さばきで好位をキープし、4馬身差の圧勝劇を演じた。前走を振り返った角居師は「すごい馬だと改めて思いました。折り合いに問題のある子ですが、しっかりと抑えて走れていたと思います」と高いパフォーマンスに舌を巻く。

 器用さが問われる中山の舞台について、トレーナーからは「走るのか走らないのか分からない。エピファには合いにくいコースかも」と弱気なコメントも飛び出したが、父シンボリクリスエスは02、03年の覇者で、自身も昨年の皐月賞2着馬。克服は可能だろう。GI馬10頭が顔をそろえた暮れの頂上決戦。勝てば、年度代表馬争いでも一歩リードするに違いない。

提供:デイリースポーツ

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