今年も輝いた。「第9回
阪神C・GII」(芝1400m)は27日、阪神11Rに18頭で争われ、8番人気の
リアルインパクト(美浦・堀)が1分20秒7のタイムで重賞3勝目を飾った。注目された先陣争いは勢い良く飛び出した11番人気
ハクサンムーン(18着)に、1番人気
ミッキーアイル(7着)が続く形。前2頭を見ながら好位の外めを進み、ゴール前は3番人気
コパノリチャード(2着)、内から迫った5番人気
ダイワマッジョーレ(3着)との争いに。1年ぶりの勝利で
キンシャサノキセキ(09、10年)、
サンカルロ(11、12年)に続く3頭目の連覇を達成した。
コパノリチャードは鼻差及ばず、
ダイワマッジョーレはさらに首差でのゴールだった。
今回が初タッグだったビュイックは「
ビッグハートを持っているね。よく勝ち切ってくれたよ」とパートナーをたたえた。7歳の来年も現役続行が決定。3月の
高松宮記念には向かわず、6月の
安田記念を目標に調整される見込みだ。
騎乗したビュイックはこの日の7Rで騎乗停止処分を受けたが、汚名返上となる重賞勝利。「きょうはサスペンション(騎乗停止)をもらってしまったが、こうして大きなレースを勝てたのはうれしいね。
トゥザワールドで挑む
有馬記念は相手が強いけど、状態もいいし、初めて
有馬記念に乗れるので楽しみにしているんだ」。
リアルインパクトと同じ勝負服で波乱演出を狙う。
提供:デイリースポーツ