10日、03年東京スポーツ杯2歳(GIII)を制した
アドマイヤビッグ(牡4、栗東・橋田満厩舎)が、13日付で競走馬登録を抹消。現役を引退することが
JRAから発表された。今後は岩手県の遠野馬の里で種牡馬入りする予定。
アドマイヤビッグは
父サンデーサイレンス、
母ジェドゥーザムール(
その父Top Ville)という血統で、半兄には
札幌記念(GII)など重賞3勝の
ダイワカーリアン(
父Caerleon)、愛ダービー(愛G1)を勝った
ウイングドラヴ
Winged Love(
父In the Wings)がいる。03年にデビューし、2連勝で東京スポーツ杯2歳(GIII)を勝利するも、右トウ骨遠位端を骨折。6ヶ月の休養を経て臨んだ
青葉賞(GII)では5着、続く
日本ダービー(GI)では14着に敗退。レース後に右第3指骨骨折が判明し、再び長期の休養を余儀なくされる。今年4月の
マイラーズC(GII)で復帰するも10着に敗退。その後も苦戦が続き、
皆生特別(3歳上1000万下)12着が最後のレースとなった。通算成績8戦2勝(重賞1勝)。