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ロゴタイプなど、中山金杯厩舎情報/美浦トレセンニュース

  • 2014年12月31日(水) 14時40分
 年明け、1月4日(日)に中山競馬場で行われる中山金杯(GIII・芝2000m)で復活を期す美浦所属の3頭について、陣営に取材した。

 皐月賞馬・ロゴタイプ(牡4・美浦・田中剛)が、ウッドチップコースで田中剛調教師を背にGI馬らしい豪快な動きを披露した。田中調教師のコメント。
「追い切りは馬場の内々を回りましたから、時計は速かったですね。前走のマイルCS(7着)は、最後の直線でこれからというところで伸びなかったですからね。追い切りでは終い反応して伸びるところを見たかったので、ゴール前は気合いをつけました。調教である程度、馬にインパクトを与えておきたかったですし、この感じなら競馬でも伸びてくれるのではないかと思います。58キロの斤量は仕方ないですね。普段の57キロにプラス1キロですし、大丈夫だと思います。今回は得意のコースと距離でこの馬らしさを見せてほしいですね」

 ナカヤマナイト(牡6・美浦・二ノ宮)は、ウッドチップコースで柴田善臣騎手を背に追い切り、復調気配を感じさせる動きを見せた。柴田騎手のコメント。
「北海道で使った時は、あまり良くなかったですね。その時に比べてだいぶ良くなりましたよ。以前は背中が硬かったですが、背中が使えるようになりましたし、調子が戻りつつありますね。東京は悪いというイメージはないですが、やはり中山の方が良いみたいですね。体もまだ若いですし、徐々に復調してきているので、このあたりで復活してほしいですね。あとは当日の気配次第だと思います」

 重賞2勝のユールシンギング(牡4・美浦・勢司)は、ポリトラックコースで北村宏騎手を背に気迫のこもった併せ馬を行った。勢司調教師のコメント。
「前走の金鯱賞(9着)はまだ重かったですし、大型馬ですから休み明けを使った方が良いですからね。1度使って、心肺が良くなってきています。以前はトレセンであまり追い込まずにリラックスさせる調教でも、競馬に行けば変わってくれました。最近は年齢的なものや慣れもあるのでしょうけど、レースで気持ちが入らなくて、エネルギーが出ていない感じがします。それでここのところ、前進気勢をつける形に調教を変えてきています。これからまだ良くなる余地はある馬ですが、現在の状態は良いですし、調教を変えたことが良い結果に結びついてほしいです」(取材・写真:佐々木祥恵)

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