8日(日)に京都競馬場で行われる
きさらぎ賞(GIII・芝1800m)に出走する
ポルトドートウィユ(牡3、栗東・
高野友和厩舎)について、追い切り後の高野調教師のコメントは以下の通り。
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ポルトドートウィユについて
高野友和調教師
「前回(シクラメン賞)は、良い内容で勝てたと思います。ジョッキーとの呼吸も合っていたようですし、上がりの勝負をゴールまで伸び切って勝てたので、改めてまだ素質を秘めているな、と感じました。
先週は
武豊騎手に乗ってもらって、負荷をかけようと考えていましたがその通りの良い追い切りができました。今週は馬の雰囲気も良く、馬体にボリュームもあってきっちりできるかなと思ったので、全体の時計は求めませんでしたが最後の1ハロンだけは併せてきっちり追って貰おう、という意図でした。その通りの追い切りができたと思います。
(―厩舎の他の馬と比べてもやはり違いますか?の問いに)やはり気品がありますね。パッと立たせたときに、他の馬とは
バランスが違うというか、一言で言えば美しいんです。最初の頃は美しいけどまだ華奢だな、と感じていましたが徐々に筋肉がついて、だんだんオーラが出てくるような感じになってきました。それが威圧感に変わってくれば本物かな、と思います。
(
父ディープインパクト、
母ポルトフィーノ、母の
父クロフネ、祖
母エアグルーヴ全てに乗ってきた)
武豊騎手が今回乗ってくれる、というのも巡り合わせを感じます。結果を出さないといけない馬ですし、管理させて頂くと決まってから、今も緊張していますが...。
クラシックを考えると、やはりここで賞金を加算したいですね。ここまでは無事に来ていますし、ぜひ美しい
ポルトドートウィユを競馬場で見て頂けたらと思います」
(取材:大関隼)
ラジオNIKKEI