ロカが虎視たんたんと反撃を狙っている。1番人気に推された阪神JFは出遅れて、折り合いを欠き8着に敗れた。この中間は和田が追い切りだけではなく、普段のケイコからまたがって調整。「落ち着きはあるね。東京への輸送がどうかだが、テンションが上がらず、能力を出し切ってくれれば」と主戦は期待する。末脚が生きる府中の直線で本来の力を見せつけたい。

　3か月半ぶりの実戦に臨むシングウィズジョイ。前走のアルテミスSは好発を決めたものの、位置取りを悪くして6着に終わった。「序盤の位置(3番手)から競馬してくれたら良かったが…。状態は変わらずいい。左回りは合うし、追って味があるタイプだから、東京コースもいいと思う」と友道師は巻き返しに意欲的だった。

提供：デイリースポーツ